なぜフグには毒があるの?その理由と生成メカニズムとは!

こんにちは! アツボ―です。

今日は、5/28(金)19:57〜20:42

チコちゃんに叱られる!▽旅館の窓際空間の謎▽打ち合わせの謎▽フグ毒の謎

の放送内容に基づき

「なぜフグには毒があるの?その理由と生成メカニズムとは!」

と題して書いてみました。

どうぞ皆さんご覧ください!

スポンサーリンク

なぜフグには毒があるの?その理由と生成メカニズムとは!

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

フグは江戸時代の頃、彼らが持つ毒が、

ある武器の特性に似ていることから、

少し恐い呼び名で『鉄砲』と呼ばれていました。

「鉄砲に当たる」と「フグの毒に当たる」をうまく掛け合わせて、

当時の人はフグのことを『鉄砲』と呼んでいました。

「当たれば死ぬ」とまで言われているフグ毒は

どれくらいの強さなのでしょうか!

例えば、「青酸カリ」

口から摂取したときの致死量は成人の場合

150〜300mgと推定されています。

しかし、フグのテトロドトキシンはわずか1~2mgと推定され、

毒物の代表でもある青酸カリの800倍相当の毒性を持っています。

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

また、毒なんて加熱すれば問題ないと

思う方もいるかおしれませんが、

このテトロドトキシンは熱にも強く、

300 ℃以上に加熱しても、

分解されることはないのです。

未だに特別な治療薬も存在していないので、

身近な毒の中でも最強の毒と言っても

過言ではないでしょうね!

もし仮にフグ毒を食べてしまった場合、

時間の経過ごとに次のような症状が現れます。

1.食後20分から3時間までに、口唇、舌端、

指先のしびれを感じるようになる。

2.頭痛、腹痛などを伴い、激しい嘔吐が症状が現れる。

その後、歩行に支障が出始め、千鳥足になる

3.まもなく、知覚マヒ、言語障害、呼吸困難となり、

血圧が下降する。

4.その後、全身が完全な運動マヒになり、

指さえ動かすことが困難になる。

5.意識は死の直前まで明瞭だが、意識消失後まもなく呼吸・

心臓が停止し、死に至る。

ここまでの内容でフグが非常に危険な魚であることが

お分かりいただけたと思います。.

一つ勘違いをしてはいけない点があります。

それはフグは毒を作るサカナではないということです。

フグは毒を作りだすことはできません。

長年、フグ自身が毒を作り出しているのか、

外部から取り入れているのか議論されてきました。

フグの人口養殖によって、

フグ毒というのはもともとは

フグの体内にあるものではないという事が

判明しました。

毒を持つカニやヒトデ、藻類をフグが捕食することで

フグの体内に毒が取り込まれ、

肝臓を中心とした内臓に蓄積されることで

フグは毒を持つようになります。

ドンドン蓄積されることで、

毒はより濃くなっていきます。

このことを「生物濃縮」といいます。

生物濃縮により獲得する毒は、

捕食した餌によって濃度が異なります。

有毒なエサばかりを食べていたフグの毒はより強力に、

無毒なエサばかり食べていたフグの毒はそこまで

有毒ではなくなります。

ちなみに人口養殖で、育てたフグには

毒がありませんでした。

前述の生物濃縮の話に付随しますが、

フグは毒を取り込むために好んで有毒の生物

を捕食しているという説があります。

有毒成分を取り込むことにより、

フグには大きく2つの効果があると言われています。

1.自身の身を守るため

フグの中には皮膚からもテトロドトキシンを

放出する種類のものがいます。

放出されたテトロドトキシンにを察知した外敵は

これは食べれないサカナと判断。

し、避げていくため襲われずにすむのです。

2.オスを誘惑するため

有毒であるテトロドトキシンがフグの間では

フェロモンのような役割を果たしてい

るという説です。

実際にテトロドトキシンを持つ卵巣に雄のフグが

引き寄せられることが確認されています。

他の生物にとっては有毒で近寄りがたい成分でも、

同じ種類のフグからしたら、反対に誘惑のフェロモンに

なっている可能性があります。

いかがだったでしょうか!

最後までご覧頂きありがとうございます。

皆様のお役に立てれば幸いです。