原発事故最悪のシナリオ!福島原発事故!総理大臣として考えたこと!

こんにちは! アツボ―です。

今日は、3/6土23:00〜00:30

ETV特集「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」

の放送内容に基づき

「原発事故最悪のシナリオ!福島原発事故!総理大臣として考えたこと!」

と題して書いてみました。

どうぞ皆さんご覧ください!

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原発事故最悪のシナリオ!福島原発事故!総理大臣として考えたこと!

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』

(菅直人著、2012年10月刊)から、

一部を抜粋して書いてみました。

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

燃え尽きない原子力発電所

原発は制御棒を挿入して

核分裂反応を停止させても、

核燃料の自己崩壊熱が出続けるため

冷却を続けないと、原子炉の水が

蒸発して空焚きの状態となり、や

がてメルトダウンします。

そこで、緊急停止した後も

冷却しなければならないのだが、

福島原発の場合、冷却装置を

動かそうにも全電源が喪失し、

冷却機能停止という深刻な事態となった。

制御できなくなった原子炉を放置すれば、

時間が経過すればするほど事態は悪化していく。

燃料は燃え尽きず、放射性物質を放出し続ける。

そして、放射性物質は風に乗って拡散していく。

さらに厄介なことに、放射能の毒性は

長期間にわたり、消えない。

いったん、大量の放射性物質が出てしまうと、

事故を収束させようとしても、

人が近づけなくなり、

まったくコントロールできない状態になってしまう。

まり、一時的に撤退して、態勢を立て直した後に、

再度、収束に取り組むということは、

一層の困難を伴うことになる。

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

事故発生から四日目の一四日夜から

一五日未明にかけて、東電が事故現場から

撤退するという話が持ち上がったが、

それが意味するのは、

一〇基の原発と十一の使用済み核燃料プールを

放棄することであり、それによって

日本が壊滅するかどうかという問題だったのだ。

最悪のシナリオ

原発事故が発生してからの一週間は悪夢であった。

事故は次々と拡大していった。

事故発生初日の三月一一日二〇時頃、すで

に一号機ではメルトダウンが起きていた。

当時はまだ水が燃料の上にあるとい

う報告もあったが、水位計自体がくるっていたのだ。

翌一二日午後には一号機で水素爆発が起きた。

一三日には三号機がメルトダウン、

一四日にはその三号機で水素爆発。

そして一五日、私が東電本店にいた六時頃、

二号機で衝撃音が

あったと報告され、ほぼ同時に四号機で

水素爆発が起きた。

すべての原発の制御が不可能になれば、

数週間から数か月の間に全原発と使用

済み核燃料プールがメルトダウンし、

膨大な放射性物質が放出される。

そうなれば、東京を含む広範囲の地域からの

避難は避けられない。

そうなった時に然と避難するにはどうしたらよいか。

一般の人々の避難とともに、

皇居を含む国家機関の移転も考えなくてはならない。

私は事故発生から数日間、

夜ひとりになると頭の中で避難のシミュレーション

を繰り返していたが、三月一五日未明、

東電撤退問題が起きるまでは、誰とも

相談はしていない。

あまりにも事が重大であるため、

言葉にするのも慎重でな

くてはならないと考えたからである。

原子力委員長のシナリオ

現地の作業員、自衛隊、消防などの命懸けの

注水作業のおかげで最悪の危機を脱し

つつあると思われた二二日頃だったと思うが、

細野豪志補佐官を通して、原子力委員会の委員長、

近藤駿介氏に、事故が拡大した場合の

科学的検討として、最悪の事態が重なった場合に、

どの程度の範囲が避難区域になるかを計算して

欲しいと依頼した。

これが「官邸が作っていた『最悪のシナリオ』

とマスコミが呼んでいるもので、

「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」

という文書のことです。

これは最悪の仮説を置いての極めて技術的な予測であり、

やはりそうであったかと、背筋が凍りつく思いだった。

今改めて福島原発の事故を顧みるとき

まさに、背筋が凍りつく思いがしますね!

いかがだったでしょうか!

最後までご覧頂きありがとうございます。

皆様のお役に立てれば幸いです。