地熱発電のメリット・デメリット!日本はなぜ先に進めないの?

こんにちは! アツボ―です。

今日は、4/19(月)10:15〜10:40

NHK地域局発 北海道道「再び動き始めた地熱発電」

の放送内容に基づき

「地熱発電のメリット・デメリット!日本はなぜ先に進めないの?」

と題して書いてみました。

どうぞ皆さんご覧ください!

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地熱発電のメリット・デメリット!

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

地熱発電に利用する高温の蒸気は、

降雨により地面に浸透した水が地下の

マグマに熱されることで発生します。

地下1,000~3,000メートル付近に位置する、

蒸気や熱水が溜まっている場所は「地熱貯留層」と呼ばれており、

地熱発電では地熱貯留層まで井戸(生産井)を掘り、

蒸気と熱水をくみ上げています。

地熱発電のメリット

●二酸化炭素をほとんど排出しない

●エネルギー源が枯渇する心配がない

●発電量が天候・季節に左右されない

●日本は豊富な地熱資源を有している

地熱発電のデメリット

●発電効率が20%と比較的低い

●調査精度が低く開発リスクは高い

●建設コストが高く費用対効果に課題あり

●発電に適した場所は国立公園や温泉地が多い

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

地熱発電の将来性

1996年以降、地熱発電の発電容量は

約50万kWにとどまっていますが、

政府は2030年に発電容量を約150万kWにまで

拡大することを目指しています。

目標達成にあたり、特に以下課題の解決へ注力することが

求められるでしょう。

●開発に伴うリスクの高さ

●開発にかかるコストの高さ

●国立公園や温泉地に建設するハードルの高さ

上記課題の解決を進めつつ150万kWに拡大しても、

日本の地熱資源量の6.4%しか

使っていないことを考慮すれば、

地熱発電は多大な将来性を秘めていることが

分かりますね!

地熱発電日本はなぜ先に進めないの?

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

地熱発電が進まない要因

日本の地熱資源は、アメリカ、インドネシアに次いで、

世界3位のポテンシャルエネルギーを持っています。

以前から有望視されていた日本の地熱発電ですが、

広く定着することはありませんでした。

その要因は、次の3点が考えられます。

● 新規参入を阻む電力業界の体制

日本の電力業界は、地域ごとの電力会社に

独占されているため、

他分野からの新規参入が困難でした。

● 国の開発支援が消極的であった

原子力発電や火力発電に比べて小規模のため、

国は地熱発電への開発に消極的であり、

開発予算も少額でした。

● 適地のほとんどが国立・国定公園内

「自然公園法」によって、自然公園

(国立公園や国定公園)の中に

地熱発電所を建設することは困難でした。

また、温泉への影響が懸念されるため、

温泉地域との調整が必要です。

地熱発電は、3.11の原発事故を契機に

「再生可能エネルギー」利用の一貫として見直されました。

現在の地熱発電の開発は、国立・国定公園内の8か所において、

地熱資源開発調査事業による調査がはじまっています。

大雪山国立公園(上川地域)・支笏洞爺国立公園(洞爺湖温泉地域)・

十和田八幡平国立公園(八甲田北西地域)・

十和田湖八幡平国立公園(網張地域)・

栗駒国定公園(小安地域)(木地山・下の岱地域)・

磐梯朝日国立公園(磐梯地域)・

阿蘇くじゅう国立公園(平治岳北部地域)

効率のよい再生可能エネルギーへの期待や国の規制緩和などから、

今後の地熱発電開発は加速することでしょう。

そのなかで規制緩和と環境との調和、

温泉地域への説明努力が求められています。

国立公園での開発と温泉地域との共存が進んだ場合、

2050年の地熱発電能力は約1000万kW

(最新火力発電の約20基分)となり、

電力量では全体の1割を占めるという試算もあります。

地熱発電への期待は大きいといえるでしょうね!

いかがだったでしょうか!

最後までご覧頂きありがとうございます。

皆様のお役に立てれば幸いです。