ラッコが減るとどんな変化が起こるのだろう?

こんにちは! アツボ―です。

今日は、5/3(月)17:30〜17:58

ダーウィンが来た! 選「北海道で急増するラッコの謎に迫る!」

の放送内容に基づき

「 ラッコが減るとどんな変化が起こるのだろう?」

と題して書いてみました。

どうぞ皆さんご覧ください!

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ラッコが減るとどんな変化が起こるのだろう?

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

18~19世紀、カリフォルニアにすむラッコが毛皮目的で大量に捕獲されて、

その地域の海に大きな変化が起きました。

いったいどんな変化が起きたのでしょうか?

コンブの一種が減ったんです。

みんなの知っている通り、ラッコは、

お腹の上で貝やウニなどを割って食べる肉食動物ですね!

ラッコが大量に捕獲され、いなくなったことで、

ラッコが食べていたウニが増えて、

ジャイアントケルプとよばれるコンブの一種をたくさん食べてしまいました。

その結果、ケルプは数を減らし、海藻をすみかにしていた生き物や、

食べ物にしていた他の生き物も数を減らしてしまったんです。

生き物同士はつながっている

ラッコと海藻のケルプは、なんのつながりもなさそうな生き物同士ですが、

実はとても深くつながっているんですね!

同じような例として、1950年代中国では農作物を食べて害を与えるとして

スズメを大量に捕獲したことがあります。

すると農作物を食害する昆虫が増えて、

かえって農作物の被害が拡大したといいます。

スズメは想像していた以上に害虫を食べていたのです。

このように、生き物同士は、知らないところで複雑につながっています。

でも、生き物同士はつながっているから、人の都合だけで生き物を絶滅させると、

思いもよらない影響が私たちにかえってくる可能性があるんですね!

連鎖する生き物のネットワーク

動物と動物、動物と植物などが食う食われるの関係になく、

全く関係がないように見える場合でも、

実は深くつながっていることが最近わかってきました。

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

北海道の河川敷に生育しているエゾノカワヤナギは、

茎から汁を吸うマエキアワフキ、

葉を巻いて巣を作るハマキガの幼虫、

葉を食べるヤナギルリハムシという3タイプの昆虫に利用されています。

単純に食物連鎖を見るとヤナギは昆虫に食べられているにすぎない関係なんです。

ところが、詳しく研究を進めると、それまでの常識とは違って、

もっと複雑な関係があることがわかったんです。

夏の終わりにアワフキがヤナギの枝の中に卵を産みこむと、

枝の先端部が枯れてしまいます。

しかし、翌年の春に枝の元から新しい枝がたくさん伸びてきて、

新しい葉がたくさん出てきます。

すると新しい葉を巻いて巣を作るハマキガの幼虫が増えます。

夏になるとハマキガは成虫になっていなくなるので、巻いた巣は残されるが、

これがヤナギクロケアブラムシの格好のすみかになるんです。

おもしろいことにこのアブラムシは、巻き巣がないとあらわれないんです。

出典元:https://www.yahoo.co.jp/

この他にも、土の中で植物の根を食べる昆虫が、

地上で葉や茎を利用するガの幼虫やアブラムシの生存を左右することもわかってき

ました。

こんな風に、植物と昆虫は食う食われるだけの単純な関係ではなく、

思いのほか相互が複雑に関係し合っていることがわかりますよね!

アブラムシがすみはじめると甘露をもとめてアリがやってきます。

アリは他の昆虫を食べたり追い払ったりするので、

葉巻の周りからハムシの幼虫がまたたくまにいなくなったんです。

いかがだったでしょうか

最後までご覧頂きありがとうございます。

皆様のお役に立てれば幸いです。